学生時代に何か資格試験にチャレンジしてみたいと思っている方も多いのではないでしょうか?
資格の種類によっては、進学や就職に役立つものもあるでしょう。
そんな方には、ぜひ施工管理技術検定を受検してみるのはどうでしょうか?
17歳(高校2年生)から受検できます
さて、施工管理技術検定と言っても、種類がたくさんあります。
・建築施工管理技術検定試験
・電気工事施工管理技術検定試験
・土木施工管理技術検定試験
・管工事施工管理技術検定試験
・造園施行管理技術検定試験
・電気通信工事施工管理技術検定試験
・建設機械施工技術検定試験
以上の7つの種類があり、それぞれの試験に1級、2級があります。
これらの技術試験の2級の学科試験のみが、17歳から受検資格があります。
正確に言えば、受検する年度中における年齢が17歳以上です。
ということは、高校2年生から受検資格が与えられることになります。
しかも、この学科試験のみは年に2回実施されます。なので、最大で在学中に4回チャレンジできますね。
高校生も多数合格しています
いろいろと調べてみると、2級の施工管理技術検定試験に合格したことが、色々な工業高校のホームページ上で紹介されていました。
全て紹介するのは難しいのですが、「2級施工管理技士 高校」と検索すると、数多くの工業高校で受検、合格されていることがわかります!
高校のホームページ上でも紹介されるということは、学校がこの資格試験の受検を勧めているということでしょう。
学校が勧めている資格試験に合格すれば、学校の成績UPひいては、就職や進学にも良い影響を与えるのではないでしょうか!
施工管理技士の資格に興味を持たれた方は、ぜひ受検してみてください。
施工管理技士の資格は、重要な国家資格です
施工管理技術検定試験を実施している建設業振興基金のホームページに以下のように書いてありました。
「施工管理技士」は、一般建設業、特定建設業の許可基準の一つである営業所ごとに置く専任の技術者、建設工事の現場に置く主任技術者及び監理技術者の有資格者として認められるとともに、経営事項審査における技術力の評価において、計上する技術者数にカウントされるなど、施工技術の指導的技術者として社会的に高い評価を受けることになります。 なお、指定建設業(土木工事業、建築工事業、電気工事業、管工事業、鋼構造物工事業、舗装工事業、造園工事業の7業種)に係る特定建設業者については、営業所ごとに置く専任の技術者及び建設工事の現場に置かなければならない監理技術者は、1級施工管理技士等の国家資格者等でなければならないことになっており、施工管理技士の資格は、建設技術者にとって重要な国家資格となっています。(建設業振興基金より引用)
建設業に携わっていこうと思われる学生さんにとっては、施工管理技士の資格はとても重要な国家資格です。
こんな重要な国家資格なら、ぜひとも学生時代にチャレンジしてみるとよいと思います。
その他の資格も紹介
施工管理技士試験を紹介してきましたが、このほかにも学生さんにお勧めの資格を少し紹介します。
・公害防止管理者・・・公害を防止するため、その発生施設をもつ工場に選任を義務付けた専門技術者で、公害防止に関する技術的事項を管理する国家資格です。
・電験三種(第三種電気主任技術者)・・・工場や建物の電気設備の管理に必要な国家資格です。