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建築施工管理技士の合格基準は?!

資格試験を受けて一番気になることは合格基準はどこなのか!ということではないでしょうか。

建築施工管理技士の検定試験を実施している建設業振興基金のホームページには過去の試験での合格基準が載せられていました。

これから、受験を考えておられる方は是非参考にしてみてください。

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1級 建築施工管理技士の合格基準は

平成30年度 建築施工管理技士の合格率や合格基準は下の表をご覧ください。

 

1級 建築施工管理技士学科試験

  平成30年度 平成29年度
【参考】
受検者数 25,198人 24,755人
合格者数 9,229人 9,824人
合格率 36.6% 39.7%
合格基準 60問中36問以上正解  


合格率も30%台となかなか、難しい試験であることは分かりますね。60問中36問以上の正解が必要ということは、試験が6割以上できてないと合格できないということになります。

ちなみに1級建築施工管理技士の学科試験合格者のうち2級建築施工管理技士の合格者は21.6%でした。

さらに、平成30年度 1級 建築施工管理技士の女性受検者数、受験比率は統計データが残っている平成15年度以降で過去最大、過去最多を記録したそうです。

それでも、合格者9,229人中、男性は8,758人、女性は471人と男性の合格者が94.9%も占めているそうです。

 

実地試験の合格率は以下の表をご覧ください

(平成18年11月9日現在の最新のデータは平成29年度実施試験です。)

 

1級 建築施工管理技士実地試験

  平成29年度
受検者数 16,505人
合格者数 5,537人
合格率 33.5%

合格率は、学科試験同様の30%台。試験の難しさがわかります。

ちなみに1級建築施工管理技士の実地試験合格者のうち2級建築施工管理技士の合格者は16.2%でした。

さらに、平成29年度 1級 建築施工管理技士の女性合格者比率は統計データが残っている平成15年度以降で最大で5%を超えたそうです。

女性の資格取得者も増加傾向にあるんですね!

 

2級 建築施工管理技士の合格基準は?

平成29年度 建築施工管理技士の合格率や合格基準は下の表をご覧ください。

(平成30年11月9日現在 平成30年度 2級建築施工管理技士の学科試験は前期しか行っていないため、平成29年度のデータを紹介します。)

 

平成29年度 2級 建築施工管理技士学科のみ試験

  平成29年度 【参考】
高校生の人数
受検者数 10,803人 4,489人
合格者数 4,395人 1,533人
合格率 40.7% 34.2%
合格基準 40問中24問以上正解  

40問中24問以上の正解が必要ということは、試験が6割以上できてないと合格できないということになります。

ちなみに、平成28年度試験より17歳(高校2年生)から受検可能になっています。

さらに、平成29年度より土木と建築の2種別については年2回の試験実施となっています。

なので、前・後期合わせて全体・高校生合わせて過去最多の受検、合格になっています。

2級は1級と比べて女性の合格比率も19.5%と高くなっています。

多くの若者が資格取得を目指して頑張っておられます!

 

平成29年度 2級 建築施工管理技士学科・実地試験

種別   建築 躯体 仕上げ
学科試験 受検者数 16,010人※1 2,402人※1 11,848人※1
合格者数 6,417人※1 1,001人※1 4,307人※1
合格率 40.1%※1 41.6%※1 36.4%※1
実施試験 受検者数 6,295人(10,836人)※2 1,383人(2,612人)※2 6,476人(13,058人)※2
合格者数 3,566人※2 731人※2 3,368人※2
合格率 56.6%(32.9%)※2 52.9%(28.0%)※2 52.0%(25.8%)※2

※1 学科のみ試験の受検者数及び合格者数含む

※2 実地試験の受検者数は、学科試験及び実地試験同日受検者のうち学科試験合格者と学科試験免除者(前年度学科試験合格者等)の実際の受検者の合計で記載。括弧内に学科試験受検者(学科のみ受検者を除く)と学科試験免除受検者(前年度学科試験合格者等)の合計で記載。合格率も同様の数値を元に算出。

 

合格基準は

学科試験40問中24問以上正解を基準としています。(60%以上の正解)。(種別「建築」「躯体」「仕上げ」いずれも同様)

実地試験:得点が58%以上を基準としています。(種別「建築」「躯体」「仕上げ」いずれも同様)

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